令和8年度人権教育指導者養成研修の実施について
令和8年8月26日(水曜日)に、オンラインにおいて、「人権教育指導者養成研修」を実施しました。(参加者数133名)
本研修では、各学校や当該地域において指導的な役割を果たすべく、人権教育に関する諸課題について検討・分析するとともに、参加者が、人権教育に関する専門性を生かし、学校や地域における人権教育の質向上に資する組織的な取組を推進する力と、教職員の専門性向上を支える力を身に付け、それらの力を発揮できるようになることを目指しました。
本研修は、事前のオンデマンド動画による学習と、インターバル期間を挟んだ2日間のリアルタイム・オンライン研修を組み合わせて実施しています。参加者はオンデマンド動画で基礎的な知識や考え方を学び、リアルタイム・オンライン研修で対話や協議を通して学びを深めるとともに、インターバル期間中には各所属や地域での実践を行います。
今回はその1日目として、参加者は、自身のこれまでの実践を振り返るとともに、他者との対話や講師の先生方からの視点を得ながら、本研修を貫く「人権教育を推進する際、あなたが大切にしたいことは何か」という問いに向き合います。この問いは、インターバル期間中の実践や2日目の研修を通して更に深められ、その後の実践にも生かされていくことが期待されます。
研修参加者からは、
「『人権教育の第一歩は、日常にある人権に関わる場面に気付くこと』と御教示いただき、教職員の人権意識を高める研修を考えている自分にとって、他の先生方に対するアプローチの参考となりました。『見えていなかったもの』を見えるようにする取組みを考え、実践していきたいと思います。」
「人権研修を構想・設計することは難しいと感じていたが、講義の中で示していただきました、特に『研修の設計は日常の何を変えたいのか』という視点で考えることで、道筋が見えてきたように感じました。知識を伝達することよりも、行動や態度に変化を促すという視点で考えることが重要であると理解しました。」
「午前中に取り組んだことを、午後の新たなグループで協議することで、大変参考になった。同じ立場の方々と研修の企画について協議することは、私にとって大変有難く、ここでも新たな視点を得ることができた。今後の取組について、まだ十分練られていないことが多いが、12月の研修までの期間で、じっくり考えながら簡単なことから実践していきたいと思う。1日目、大変充実した時間をありがとうございました。」
といった感想をいただきました。
当機構としましては、参加者の皆様お一人お一人が、人権教育の推進に向けて大切にしたい思いや願いをより一層お持ちいただけるよう、引き続き、全国の教職員の皆様の学びに寄与できるよう、取り組んでまいります。
なお、本研修の2日目は令和8年12月8日(火曜日)に実施予定です。参加者はインターバル期間中にそれぞれの各所属や地域において実践に取り組みます。その実践を通してどのような学びや気付きを得られるのか、また、どのような実践の成果や気付きが共有されるのか、2日目の研修が待ち遠しく感じられます。